ご訪問者の皆さん、おはようございます!
819(バイク)の日ですねぇ~、っと言っても私は普通に仕事ですが…。
今回はDUCATIモンスターS2Rのレギュレータを仮移設するお話です。
(本移設したいところですが、暑くて手早く移設したかったので…)
1.レギュレータとは?
正式には『レギュレート・レクチファイア』という名称のパーツで、
整流と電圧制御が主な役割となります。元々は別々のパーツだったのですが、
現在では一体化されています。
参考までにこの部品が壊れると、バッテリーに電気が充電されなくなり、
バッテリーが放電しきって不動状態になります。(>_<)
<レクチファイア>
ジェネレータで発電された電気は交流(家庭用コンセントの電気でACなんて
呼び方もする)で、そのままでは利用できないので、直流に直す(整流)必要があります。
この整流を行うのがレクチファイアです。
<レギュレータ>
整流されて電気を直流にしましたが、ここで得られた直流は電圧も電流も不安定で、
そのままの状態でバッテリに流すとバッテリが壊れてしまいます。なぜかというと、
ジェネレータからの電圧は完全にエンジン回転数に依存していますので、回転数が
上下すれは当然ながら電圧が変動いたします。レクチファイアは単純に整流するだけの
役割なので、電圧を変動を抑制する機能はついておりません。 ここでレギュレータの
登場です。レギュレータはバッテリーに供給しても問題ない範囲に電圧を制御します。
整流と電圧制御をする過程で大量の熱は発生させるため、通常レギュレータは放熱用の
フィンが取り付けられています。
参考までにこんな奴です!
2.現状
現行(最新)のモンスターはどこに設置されているか分かりませんが、
適当ライダーのS2Rは残念なことにシート下にあります(;゚Д゚)
放熱フィンが付いているのに、全く風が当たらない場所に仕舞われているなんて、
なんてデザイン重視の設計なんだぁ~!!っと叫びたくなりますが、こんなことで
叫んでいてはイタ車とは付き合えません(。-`ω-)
まあぁ~ッ、故障した場合酷い状態なら、レギュレータを取り付けている樹脂パーツ
が熱でドロドロになっている写真なんかも確認できます。
3.移設場所
取り外すのは簡単でネジ2本とコネクタ2つのみです。
・移設場所候補①・・・フレーム横
<メリット>風が良く当たり、放熱性が良い。
<デメリット>見た目が悪い。
・移設場所候補②・・・シートレールへ縦設置
<メリット>特になし。
<デメリット>風が当たりにくい。
シートレールがパイプ形状なので設置が難しい。
・移設場所候補③・・・リアフェンダー下
<メリット>見た目
<デメリット>風が当たりにくい。
リアインナーフェンダーと接触する可能性が高い。
・移設場所候補④・・・リアフェンダー下ナンバープレート近く
<メリット>見た目
<デメリット>風が当たりにくい。
延長ケーブルを作成する必要あり。また延長した配線自体が抵抗になり、
発熱や電圧低下の可能性がある。
うぅ~ん、悩ましいが②,③はデメリットの所為で無しかなぁ~。
残りは①,④だけど、①が一番まともかな!?
少し涼しくなったら、本移設を実行してみます。
4.レギュレーター仮移設
今回の本題である仮移設ですが、暑いので『手早く』・『簡単』に移設する方向で、
ここにしてみました。
タンデムステップステーにインシュロックで固定(^^♪
実に移設は簡単です。ただ足の後ろで風はあまり当たらないかなぁ~(´・_・`)
でも熱が籠らないので、シート下にあるより全然マシでしょう!
少し試走してみましたが、レギュレータ結構熱くなります(>_<)
早く本移設できると良いなぁ。
それでは、今回はこんなところで(^.^)/~~~